過去14年のポン円日足の陽線連続出現日数は?
先週からポン円は上昇を続け、立て続けに買い乗せを行っていてポジション数も5つとなっています(内、1つは先週決済済)。
特に先週の火曜日から昨日の金曜日まで9本連続で陽線が続いています。
感覚的にも相当、続いたなと感じるところですが、過去のデータを振り返り、陽線の連続出現回数がどの程度なのか整理をしてみました(併せて陰線も)。
参考としたデータはアルパリMT4より日足データをダウンロードし、2003年1月から2017年3月までの14年3ヶ月を対象としました。
結果は以下のグラフに示す通りです。
なお上段は陽線の、下段は陰線の連続出現回数を示します。
ここで横軸は連続して出現した日数、例えば5なら5日連続して陽線が出現し6日目に陰線が出現したことを示します。
棒グラフはその連続数が14年3ヶ月の間に何回出現したかを示します。
縦軸の左が対応する目盛ですが、棒グラフの上にも回数の数字を示しています。
例えば陽線の連続出現数3日は14年3ヶ月の間に116回出現していた、ということになります。
また折れ線グラフは累積比率を示しており、右の縦軸が対応しています。
これより陽線、陰線ともに連続する場合は2日程度が全体の半分程度を占めていることが分かります。
一方、7連続以上の出現はほとんどないことが分かります。
今回のポン円は昨日の時点で9日連続での出現であるため、これは相当、レアなケースだということが言えそうです。
よって来週の月曜以降、基本はチャート形状から相場観を持って判断はしますが、少しストップはきつめに移動しようかな、残りの4ポジションのうちいくつかは早めに利益確定をしようかな、など少し迷うような局面において、判断材料の1つとして過去のデータも使えるかな、というところです。
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